将来の介護をラクにする介護脱毛とは
介護脱毛とは、「将来の介護をラクにするために行う脱毛」を言います。
なぜ、脱毛で介護がラクになるかと言うと、排せつやヒゲそりの介護負担が減るからです。
一般的には、VIO(アンダーヘア)を介護脱毛することが多いですが、男性はヒゲ脱毛も必要です。
詳しくは介護脱毛とは?メリット・デメリットや必要性を現役介護士が解説をご覧ください。
芸能界でも続出!介護脱毛をした芸能人
もともとは造語であった「介護脱毛」という言葉は、少しずつ認知度を高めています。
その一端には、芸能人の介護脱毛に関する話題も大きな影響がありました。
実際に、以下の有名人は介護脱毛をしたことを公言しています。
- 田村 淳さん(ロンドンブーツ1号2号)
- 小木 博明さん(おぎやはぎ)
- 大久保 佳代子さん
- いとう あさこさん
- 小林 麻耶さん
ちなみに、大久保さんは先に介護脱毛したおぎやはぎの小木さんから次のように言われました。
「大久保さんは、今後結婚しなかったら、介護が必要になった場合に家族がいない。他人の手を煩わすことになるんだから、きれいな方がいい。」
そう言われて、介護脱毛を始めるきっかけになったと話しています。
白髪は脱毛ができない?20代~30代で考える介護脱毛
20代~30代のうちに介護脱毛を考えておいた方がいいです。
その理由は、以下の3つです。
- 介護が必要になる時期はだれにもわからない
- 白髪になると脱毛ができなくなる
- 自信がついて時間の節約にもなる
「脱毛をするかしないか」も含めて、一度は考えてみると良いでしょう。
介護が必要になる時期はだれにもわからない
介護は突然、私たちの身に起こります。
若いから介護が必要にならないという事はありません。
一般的には、高齢者に対して使われますが、短期間の入院など含めると年齢に限ったことではないのです。
脱毛には通う手間や期間がかかります。
そのため、介護が必要になってからでは脱毛に困難が生じます。
いつ起こるかわからないリスクに対し、早めの対策をしておいて損はありません。
白髪になると脱毛ができなくなる
脱毛の光やレーザーは、黒い色素に反応して効果を発揮します。
そのため、白髪になると効果が弱くなってしまうのです。
針を毛穴から入れて、白髪の根元に直接熱を当てる「ニードル脱毛」は白髪も脱毛できます。
しかし、痛みが強く、手作業で本数に対する料金の場合が多く、費用もかかります。
若いうちから、安く痛みの少ない方法を考えておくことも必要です。
自信がついて時間の節約にもなる
毛がなくなることで対人関係に自信が付き、毎朝の時間を節約できます。
毛をコンプレックスに感じている人は、相手の印象を気にして対人関係に自信が持てない人も多いです。
清潔感は男女ともに求められる要素となり、毛が男らしいという考えは少数になっています。
対人関係に前向きになれると、仕事や恋愛での成功もおさめやすくなるため、若いうちから自信は必要です。
また、毎朝のヒゲそりに費やす時間が節約できると、生活の質も良くなります。
人生100年時代のいま、1日5分でも20歳から100歳までで考えると、ヒゲそりだけで4カ月を失います。
時間だけでなく、その間にかかるシェーバーや化粧品などの費用も節約できるので一石二鳥です。
【ヒゲそりに費やす時間】
5分×80年
=2432時間(146,000分)=4カ月
【ヒゲそりにかかる費用】
2,000(円)×12(カ月)×50(年)
=120万円
介護脱毛は介護は必要になるまでわからない
介護は「何をどこまでして」「どんなことが必要なのか」経験するまでわかりません。
そのため、必要になってから「あぁしておけばよかった」と思うものです。
多くの人は40代に入ってから介護を意識し始めます。
それは、「40代から介護保険料の支払いが始まる」「親の介護が必要になる」年代だからです。
20代~30代は社会に出て、仕事は忙しく、家庭を持つなど今の生活で精一杯になります。
そうなると、若いうちに介護の事なんて意識してられません。
ですが、いざ介護が必要になってから後悔する人が多いのです。
資産形成なども含めて、若い時に介護が必要になることを見据えて考えられる人は、それだけで一歩明るい未来を歩めます。
幸せな老後の自分をイメージしてみる
どんな老後があなたにとって幸せですか?
介護士として働いていると、「はやく迎えに来ないかな」「もうたくさんだよ」と嘆く高齢者もいます。
常に体も痛いし、やりたい事ができず、つらいことも多いでしょう。
老後で介護が必要になると、海外旅行なんかよりも日常のささいな幸せがとても重要だと話します。
では、それまでにできること何でしょうか。
仕事やプライベートで大きな経験をしたり、家族と思い出を作ったり、老後につながるものがひとつあるだけで変わります。
ごはんを食べたことも、人の顔もわからなくなっても、若いうちの記憶は比較的覚えているものです。
だからこそ、「あの時はよかったな」と思い返せる経験を得ることができるのは、20~30代のいましかありません。
後悔を残さないことが大切です。
大きな話になりましたが、介護脱毛はそのひとつの手段です。
未来に必要なことを考えて行動する
若いうちに大切なことは経験をすることです。
たとえそれが失敗でも必要なことはやってみることが大事です。
これは、多くのビジネス書や自己啓発本で言われています。
それだけ、何かを成し遂げる上で大切だと感じている人が多いという事です。
この記事では介護脱毛について解説しましたが、それも必要な事を考えるきっかけになれば幸いです。
どこまで脱毛をすればいいかわからない場合は、「脱毛はどこまで?デザインもできる介護脱毛の部位5つを解説!」も参考してください。
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